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活動日誌Monthly News

「第9回食育活動表彰」で「消費・安全局長賞」を受賞しました

6月7日、食育推進全国大会 表彰式にて

まちの食農教育は「第9回食育活動表彰」で農林漁業者等の部門において「消費・安全局長賞」を受賞し、この日、当団体理事の森山円香が表彰式に出席しました。

まちの食農教育は、幅広い世代に対して、地域ぐるみの食農教育事業を主軸に、土に触れ、食の在り方を探究する機会を提供し、一次産業のよき理解者が育つ社会の実現に寄与することを目的に活動を進めてきました。今回の受賞では、活動を通じて、「食」やそれを支える「農」、ひいては、まちの営みや風景にも興味・関心をもった人たち(子どもたち)が育つ土壌を地域の人たちと一緒につくっていくこと、これらの活動を、子どもたちにとって小さな社会である「学校」という単位で継続的に取り組んできたことが評価されました。

翌日には、消費・安全局長の安岡澄人さんが神山町までお越しくださり、団体の活動内容や農水省の施策についてお話を交わすことができました。

何より心踊ったのは、【食と農の消費者の理解醸成と行動変容に向けた施策検討PT】が進めている議論の中で、新たな取り組みの方向性として「すべての児童生徒が農林漁業教育を受けられる環境を整備する」ことが描かれていたことでした。

わたしたちが小さなまちで進めてきた食農教育の試みは、今後、神山町に限らず、もっと広い地域で当たり前になっていく取り組みかも知れません。

地域に根差した活動を深めつつ、広い視野を持って展開していければと思います。


「食育活動表彰」は、ボランティア活動、教育活動、農林漁業、食品製造・販売等その他の事業活動を通じた食育関係者の取組を対象として、その功績を称えるとともに、その取組の内容を広く国民に周知し、食育を推進する優れた取組が全国に展開されていくことを目的に、農林水産省が実施しています。

農林水産省ホームページ:プレスリリース「第9回食育活動表彰」受賞者の決定についてhttps://www.maff.go.jp/j/press/syouan/hyoji/250418.html

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この記事を書いた人:樋口 明日香(ひぐち)

まちの食農教育 代表。 徳島市出身。神奈川県で小学校教員として働いたあと2016年からフードハブ・プロジェクトに参画(食育係)。2022年3月から現職。神山町内にある学校で食と農の活動にかかわりながら「みんなでつくる」を進行中。 個人的なつぶやきはnoteで ▶︎▶︎ https://note.com/shokuno_edu/