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オンラインプログラムOnline School
【終了】スクールフード・コーディネーター養成講座受講生募集(モニター開催)

まちの食農教育では、食農プログラムを実践する人たちをサポートするための取り組みとして、オンライン講座をはじめます! まずは2〜3月にかけてモニター版を実施します。関心のある方はぜひお申し込みください。
私たちがこれまで実施してきたプログラムは、「そだてる」「あじわう」「つなぐ」体験を軸に、身体と心と頭をめいっぱい動かしながら、社会への眼差しと自身の可能性を育んでいくプログラムです。
子どもたちにプログラムを届ける人を『スクールフード・コーディネーター』と呼び、今回の養成講座でもその役割についてお伝えしていきます。スクールフード・コーディネーターは、学校や地域の風土を尊重し、食を中心にした学びをコーディネートする人です。誰もが担いうる役割の名称で、学校の先生、栄養士、料理人、生産者、地域コーディネーター、お父さんお母さんなど、子どもたちと関わる人は誰だってスクールフード・コーディネーターになりえます。また、食農プログラムは学校との連携に限ったものでなく、地域のコミュニティの中で実践することもできます。
本講座では、まちの食農教育が9年間に渡り、のべ900人を超える子どもたちにプログラムを届けてきた経験を元に、プログラムのつくり方や多様な人々と協働する際のポイントをお伝えします。
食農をテーマにした学びの場を開きたい方や深めたい方のご参加をぜひお待ちしております。
講座の内容
食農プログラムのはじめかた
子どもたちと学ぶ場をつくりたいと思ったとき、どこからはじめたらいいのでしょう。徳島県神山町で食農プログラムが生まれた背景や変遷を辿りながら、現在の食を取り巻く課題や食農教育の意義について一緒に考えます。
食農プログラムのつくりかた
企画の立て方、運営方法、スクールフード・コーディネーターの役割、関係者とのやりとりなど、いざプログラムをつくるとなると考えることはたくさんあります。これまでの取り組みを踏まえて、うまくいったポイントや私たちが気をつけていたこと、失敗から学んだことも惜しみなくお伝えします。
食農プログラムのふかめかた
単発のイベントから日常的な活動へ。一人のアイデアからみんなの取り組みへ。年間計画の立て方やルーブリックの活用など、プログラムの質を高めていく工夫について実践していることをお話します。
講座の特徴
学びあうラーニング・コミュニティ
一方通行の講義ではなくインタラクティブに学びあう少人数制のオンライン講座です。食と農をテーマに各地で活動している人たちとの出会いは貴重なものになるはずです。
※ アーカイブ動画を共有しますので、リアルタイムの参加が叶わない方もご参加いただけます。
修了後のサポート
講座を終えてからがみなさんにとっての本番です。オンラインコミュニティでの情報交換や、まちの食農教育や関連組織でのインターンなど、講座修了後にみなさんの活動がうまくいくよう応援していきます!
講座の日程
1.2月19日(水)19:00-20:30
オリエンテーション・食農プログラム理論編
2.3月5日(水)19:00-20:30
食農プログラム実践編
3.3月19日(水)19:00-20:30
食農プログラム未来編・振り返りセッション
・副読本として団体発行冊子「食農教育のはじめかた」を受講者全員にお渡しします(3月末の発行を予定しているため、講座終了後のお渡しとなります)。
・リアルタイムの都合がつかない方は、後日お送りするアーカイブ動画でご視聴いただけます。
定員
8名
受講料 ※ モニター価格
15,000円(25歳以下 7,500円)
申込方法
お申込フォームよりお申し込みください。→ お申込フォーム (1/22時点で満席となり、お申し込みの受付を終了しました。4月以降の開催は団体ホームページでご案内します)
募集期間
2025年1月31日(金)まで
お申し込みいただいた方へ支払い方法をご案内します。支払い完了で参加申込完了とさせていただきます。
メッセージ
食農プログラムの実践者が増えることは、食べ物づくりを通して地域の第一次産業の理解者が増えたり、食べ物の選び方が変わったり、まちを見る目が育っていく、その土壌をつくっていくことだと考えています。学び場をともにつくっていく仲間を広げていきたいと考え、現在「食農教育のはじめかた」という冊子を制作中です。このオンライン講座は、その冊子を手にした方が「歩きかた」を学ぶ講座と考えています。わたしたちのこれまでの活動を共有しながら、各地の実践を後押しできればと考えています。
講座修了後、引き続き各地で取り組みを進めていく皆さんとの情報交換の場をつくっていけるよう、オンラインコミュニティを立ち上げます。ここでは私たちが神山町で実践してきたプログラム企画書(指導案)を閲覧いただけるようにする予定です。
ほかにどのようなサポートがあると皆さんの実践を応援できるだろうかと考えています。
例えば、皆さんの地域で食農教育について考える場を開きたいというニーズがあるならば、わたしが出向いて神山町の事例をお話しさせてもらいます。プログラム運営の経験をしたい方には、神山で開催しているプログラムにゲスト スクールフード・コーディネーターとして登場いただく機会もつくれそうです。はたまた農業や飲食の分野でインターンをしたい! なんてご相談もお受けできそうです。
皆さんの関心や地域の状況を踏まえて、一緒に考えていきたいと思います!
まちの食農教育 代表 樋口 明日香
