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神領小学校1年生の野菜づくり_02「まるごと食堂にとどけよう」
こんにちは、樋口です。
神山町内の小学校における食農教育の取り組みを紹介します。
町内の小学校では、4月〜5月にかけて先生方と打ち合わせを行い、年間の活動計画を立てています。
2023年度も多様な取り組みが展開しましたが、今回は神領小学校1年生の取り組み(4回シリーズ)の第2回目をレポートします!
第1回目はこちらからご覧ください。
12月13日 朝採れ野菜の収穫(人参・ほうれん草・ブロッコリー・ジャガイモ)
野菜の収穫日。「まるごと食堂」で提供する食材を神領小学校1年生が収穫し、神山まるごと高専まで届けます。
雨天決行のつもりでしたが、お天気が良くてほんとうによかった。

届ける先の相手を思い浮かべながら収穫するという、まさに「農家」体験です。

まずは人参から。


想像していた大きさと、ちょっと違うぞ…(笑)。



スーパーには並ばないサイズ。畑でしか見ることができない姿ですよね。
続いて、ほうれん草。

前回小松菜を収穫したので、葉物野菜の扱いには慣れてきている様子。

黄色くなった葉や根の部分を切り落とします。

おいしそう…

もりもり、わさわさしていたほうれん草コーナーもあっという間に収穫完了!
続いて、ブロッコリー。
大きな外葉に包まれた中に小さく育つブロッコリー。 発見すると、なんとも言えないうれしい気持ちになります。




続いて、キャベツ。




キャベツを包んでいる外葉は、傘やお面にできるくらいとても大きくて、しばらく遊べますねぇ。
大きさ測ってみたら「手のひら5つ分!」



最後に、ジャガイモ!!

2回目だから慣れた手つきです。






これで、収穫完了です!


「まるごと食堂」へ運ぶ前の、最終チェック。


いざ!「まるごと食堂」へ!

おー!!

野菜を入れたコンテナを手に学校を出発。

地域の方にも見守られ、

象山に向かって歩みを進めます。

「ここはぼくのおばあちゃんの家だよ」「おいしそうな干し柿つくってるねぇ」
道中、子どもたちの世界を垣間見るのも楽しいひととき。

まるごと高専のOFFICE(校舎)の横を通り、

大埜地橋を渡り、
コンテナを持つ手が痛くなってきますが、

持つ手を替えたり、一人ずつ交代したりしながら、がんばります。

ふぅ〜、到着!!

新井さん(高専スタッフ)と、食堂スタッフが迎えてくれました。

食堂スタッフの上地文子(かみじふみこ)さんは、以前学童の先生をされていたので子どもたちのこともよくご存知。
「よく来たね〜。お野菜たくさん、ありがとう。がんばっておいしいお料理つくるね」
カレーがいいな〜とリクエストを出す子どもたち。
育てた野菜がどんな料理になるのかを楽しみにしつつ、まるごと食堂をあとにしました。


翌日には、食堂スタッフから野菜代も受け取りましたよ!
▶︎ 神領小学校1年生とまるごと高専1期生でつくる「やさいじん」01 へつづく。
photo : 植田 彰弘